侍従や医師看護師などの専属職員が充分配置されている仙洞御所にお住まいの上皇后美智子様でさえ、転倒あそばされるのに、庶民層が何故人員不足の病院や施設で転倒しないなどと考えられるのでしょうか。

特に夜勤帯などで、看護師1人で患者20名の対応をしていて、定型の業務もモリモリなのに加えて、徘徊やナースコールの無駄押し連打の中です。

その他、オムツ外しやルート類の自己抜去などももれなくついてきます。

日勤帯も夜勤帯よりも人員はいるものの、医師の対応や、検査や薬品などの対応の他、カンファレンスや謎の会議や委員会、「熱心なご家族」への対応などで人員と心身を削られまくります。

センサーマットを増やそうがKYTをやろうが、フラフラ動く患者を完全にマークする事は不可能です。

「熱心なご家族」は自分の親なんかの患者が転倒すれば、それこそ鬼の首を獲ったかのように大騒ぎです。

病棟の看護師も施設の職員も、患者や入所者が転倒しても良いなどと、全く思ってはいないので、どうにか防ぐよう全力を尽くしています。

それでも他人の行動に対して、責任を持つ事には限界があります。

「熱心なご家族」や「職場の上層部」などの現場におられない方々は、少しは想像力を働かせて理解を示して欲しいものです。

そして、余計な事で看護師や職員の心身を削る事をやめてもらえると嬉しいのです。



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励ましの言葉

 
常々思うんですが、患者自身が原因で転倒したことに対して不満や文句があるなら、家族が24時間そばにいて診てればいいのではないかと…。出来ないならグチグチ言うなと…言ってやりたいです…。
  • 名無しのナースさん さんより
  • 2024/10/22 8:15
極端な例ではありますが、敢えて仙洞御所を持ち出しました。
対象者は上皇ご夫妻のみで、そこに数十名単位の職員が関わっています。
それでも上皇后様の転倒、骨折は起こりうるのです。
誤嚥などに関してもそうですが、受け入れの時点でリスクについて説明はあるはずですが、特に「熱心なご家族」や職場の上層部なども理解していない事もしばしばあります。
それに伴って、司法までが職員の過失に結論づける判断を下してしまう始末です。
そもそも、他人の行動に責任を持つ事など不可能ですし、それが一人で20人とか30人となれば、物理的に不可能なのは常識で考えればわかりそうなものです。
  • 名無しのナースさん さんより
  • 2024/10/22 11:08

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