「あなた看護研究本当にやる気あるの?」こんな金切り声が点滴を準備している傍から聞こえてきました。

どうやら夜勤明けで記録なんかの処理をしていた当病棟の若手である看護研究担当が、他部署の看護研究委員なる人達に師長立ち会いのもとで詰められている場面のようです。

夜勤明けでボロボロに疲れ切った表情が気に喰わず、出てきた言葉ですが、あまりと言えばあまりです。

聞くところによると、提出期限が一昨日だったようなのですが、未提出との事です。

かなり執拗に責めている様子で、理由について説明しても、さらに責められるという状況です。

この担当は今まで遅くまで作業していたのはもちろん、休日まで作業に充てていて、それでも間に合わなかったのです。

ただでさえ、人員不足と業務過多で首が回らない状況の中での作業で、傍目からもかなり無理をしています。

さすがに黙って聞いてもいられず、「もうそのへんにしたらどうか。こんな無茶な条件で引き受けてくれた人に対して、言葉を選べないものか?個人にも病棟にも何のメリットもない仕事を押し付けられて、それでその言い草はないだろう。」と。

もちろん、この看護研究委員の人達も上から言われてやっているのは重々承知です。

既に常勤看護師もかなり減っていて、どうにか病棟を回している有り様なのに、余計な仕事で追い詰める看護部に対する怒りもあって、こちらの言葉も強めになります。

その人達が立ち去った後、研究担当は涙目で私に謝っていましたが、別に謝る必要などありません。

現場が黙ったままだと、看護部は余計な仕事を増やしてきます。

看護部が口で言っても聞かないなら、ケツを蹴り上げてでも現場からの意見は聞き届けてもらわないといけません。

そうでもしないと、無駄な仕事のために現場崩壊は余計に加速する事になります。

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