皆さんが愛してやまない、日本看護連盟の監事という役職の方とお話する機会がありました。
内容的には「最近介護職の給与が上昇傾向にあって、給与相場が追いつかれるどころか、逆転現象までおきている。」と振ってみました。
趣旨としては決して介護職の給与が上がる事は良い事ではありますが、同じ現場で働く事も多い看護師の待遇改善が進まず、むしろ悪化する事が問題だと言う事です。
その返答としては、「介護職の給与を下げろという事を、看護連盟(看護協会)としては言えないし、社会主義国ではないので、政治が個々の待遇についての口出しはできない。」という事です。
前にも同じような話を聞いた覚えがありますが、誰も介護職の給与を下げろとは言っていませんし、健康保険制度で看護報酬の公定価格化はかなり社会主義色の強いものである事を重ねて聞いてみます。
ちなみに個々の待遇の話などではなく、給与相場全体の話をしているのです。
明らかな論理のすり替えですが、敢えてそこは指摘せずにいましたが、「それの何が問題か?」といわれたのにはさすがに横転。
そこから話をしないといけない業界団体の幹部とは、一体何のために存在しているのか理解に苦しみます。
資格制度が存在する業界では、その資格によっての待遇格差はある程度容認されています。
介護資格と看護師免許では名称独占と免許による業務独占の違いがあり、業務範囲と責任の重さに違いがある事や、看護師業務には看護業務に介護業務が上乗せされている現状がある事も説明します。
そして待遇と仕事内容が割に合わないために、現場から看護師が消えて行っている事も申し添えます。
そして「そんな事を連盟(協会)に言われても、どうする事もできない。」と。
ん?選挙前に言っていた事と随分と違う気がしますが、気のせいでしょうか。
看護師の給与が健康保険や介護保険などに依存している以上、政策に大きく左右されますが、その政策に影響を与えるのが政治団体である看護連盟の役割では?
党から言われた通りにしておけば、議席を宛行われるかも知れませんが、その議席が役に立たなければ業界団体としての存在意義はないはずです。
しまいには「労組の仕事を押し付けるな」とまで言われてしまいます。
労組の最小単位である単組の立場としては、経営との交渉が役割ではありますが、政府との交渉となると管轄外となってしまいます。
ここについても本気なのか、わかっていて論理のすり替えをしているのかはわかりませんが、話にならない事だけは確かです。
「政治のそばにいて政府への働きかけ」をするべき人達の意識がこれでは、業界全体が「脳死状態」なのも納得です。
その「脳死状態」の業界は加速度的に現場崩壊が起きていますが、壊死を起こしている「脳」にあたる人達の足元に火が付かない限り、気づく事がないのか、無視し続けるのでしょうか。
それまで、会費という生き血を啜られて搾取されるのは末端の現場看護師達なのです。
内容的には「最近介護職の給与が上昇傾向にあって、給与相場が追いつかれるどころか、逆転現象までおきている。」と振ってみました。
趣旨としては決して介護職の給与が上がる事は良い事ではありますが、同じ現場で働く事も多い看護師の待遇改善が進まず、むしろ悪化する事が問題だと言う事です。
その返答としては、「介護職の給与を下げろという事を、看護連盟(看護協会)としては言えないし、社会主義国ではないので、政治が個々の待遇についての口出しはできない。」という事です。
前にも同じような話を聞いた覚えがありますが、誰も介護職の給与を下げろとは言っていませんし、健康保険制度で看護報酬の公定価格化はかなり社会主義色の強いものである事を重ねて聞いてみます。
ちなみに個々の待遇の話などではなく、給与相場全体の話をしているのです。
明らかな論理のすり替えですが、敢えてそこは指摘せずにいましたが、「それの何が問題か?」といわれたのにはさすがに横転。
そこから話をしないといけない業界団体の幹部とは、一体何のために存在しているのか理解に苦しみます。
資格制度が存在する業界では、その資格によっての待遇格差はある程度容認されています。
介護資格と看護師免許では名称独占と免許による業務独占の違いがあり、業務範囲と責任の重さに違いがある事や、看護師業務には看護業務に介護業務が上乗せされている現状がある事も説明します。
そして待遇と仕事内容が割に合わないために、現場から看護師が消えて行っている事も申し添えます。
そして「そんな事を連盟(協会)に言われても、どうする事もできない。」と。
ん?選挙前に言っていた事と随分と違う気がしますが、気のせいでしょうか。
看護師の給与が健康保険や介護保険などに依存している以上、政策に大きく左右されますが、その政策に影響を与えるのが政治団体である看護連盟の役割では?
党から言われた通りにしておけば、議席を宛行われるかも知れませんが、その議席が役に立たなければ業界団体としての存在意義はないはずです。
しまいには「労組の仕事を押し付けるな」とまで言われてしまいます。
労組の最小単位である単組の立場としては、経営との交渉が役割ではありますが、政府との交渉となると管轄外となってしまいます。
ここについても本気なのか、わかっていて論理のすり替えをしているのかはわかりませんが、話にならない事だけは確かです。
「政治のそばにいて政府への働きかけ」をするべき人達の意識がこれでは、業界全体が「脳死状態」なのも納得です。
その「脳死状態」の業界は加速度的に現場崩壊が起きていますが、壊死を起こしている「脳」にあたる人達の足元に火が付かない限り、気づく事がないのか、無視し続けるのでしょうか。
それまで、会費という生き血を啜られて搾取されるのは末端の現場看護師達なのです。
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手取り14万位ですが、、
看護師さんよりもらえる病院なんてあるのですか??