そろそろ皆さん大好きな「カンケン」の計画書が提出と修正の繰り返しの時期に差し掛かった頃かと思います。

当院もご多分に漏れず、そんなやり取りの最中です。

派遣看護師やパート、日雇いが半数を超えている当院では当然のように「看護研究」を中止せよとの声が各病棟から上がりました。

その状況下では既存の常勤看護師に普段の業務負担が集中し、そこに委員会やプリセプターや教育関係、そして「カンケン」などの直接業務以外の負担までがのしかかっています。

そうなると直接病棟業務に影響があまりない委員会や、何の還元もない「カンケン」なんかは削減されるべき業務のはずです。

少なくともまともな思考であれば、通常業務に支障が出ていればそう考えるのが当たり前でしょう。

ところが当院の看護部は違っていました。

「どれも看護の質を保つために必要な業務で、削減など考えられるものではありません。」ときました。

カンケンに関しては、「看護研究委員会のメンバーに専門教育を受けて頂いてますキリッ!」という感じです。

何の事はない、看護協会の研修を受けてきて「私達は専門のトレーニングを受けていますドヤぁ!」という事でした。

少なくとも「研究」に関して基礎知識があれば、病棟で行う「看護研究」がどこも成果を挙げていない原因が、根本的に間違ったやり方とやらせ方である事を理解しているはずです。

委員会の人達に「専門教育を受けたというのは、修士課程を修了したって事?」と聞いたら、「バカにされた」と看護部長にチクッてくれました。

その事で当然のように看護部長から呼び出しを受けました。

世間一般に研究の専門教育といえば、大学で少なくとも学部卒か修士課程を修了した人の事を言うものだと言う事をしっかりと申し述べました。

3日だかの研修を受けて「研究の専門教育」を受けたとか、恥ずかしくて言えない事も。

それを聞いた看護部長は茹でダコのような顔になっていましたが怒りのあまり、何を言っているのかわからない状態で、現状で「カンケン」をやる意義をまともに説明すらできません。

どうしたいのか聞かれたので、「カンケンはもちろんですが、直接患者に関係しないものから業務の整理を行うべきだが、今まで誰も言ってこなかったのか?」と尋ねてみました。

「大変だとは聞いていたけど、そこまで言う人はいなかった。」という事ですが、誰に話を聞いていたのでしょう。

少なくとも現場で働く人達からではないのがまるわかりです。

こんな脳内お花畑思考の人が仕切っている看護師がどんどん現場を去っていくのは当たり前です。

どうしても「カンケン」をやりたいなら「当院から現場看護師が去っていく理由」を言語化してみたら良いのです。

やるのは当然暇を持て余してしている看護部のエラい方々で。

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