当院のユシ協定(入職と同時に組合加盟が条件)の労組ですが、どこを向いている誰のための組合なのかさっぱりわかりません。

春闘という名の団交は、月給ベースで一万円程度の要求に対して、3000円程度の定昇で妥結、これが毎年のパターンでまさに茶番です。

給与面以外の問題に関しては、これがまた酷いのです。

組合員に諮る事なく執行部の丸呑みで、不利益変更をほぼ受け入れる始末。

主なものでは人員不足に対して、派遣社員の穴埋めでの対応ですが、まんまゴミクズコンサルの差し金をスルーした形です。

看護師の現場は頭数さえあれば全て問題解決とはいかないのは、皆様ご存知の事かと思います。

ただでさえ、複雑で荒んだ人間関係のところに、入れ替わり立ち替わり派遣社員がきたらやはりと言いますか、既存の職員のストレスは増すばかりです。

その上で組合として、病院の収益性の向上を要求すると言いながら、見境なく患者を受け入れます。

他所を強制退院になった患者や、トラブルを起こす家族を持つ患者などをどんどんと受け入れて、現場を疲弊させつつ、混乱に陥れてもいる状態です。

派遣社員や勤務制限のある看護師が約半分を占める病棟はぐちゃぐちゃで、訴訟のリスクを常に抱えて、ストレスで崩壊寸前。

給与面でも基本給が第一本給、第二本給、特別手当に分けられて、「金額は変わらないから問題ない」と言っていたものが、ボーナスの計算で、それまでの基本給計算だったものが、第一本給計算で、月数が同じという名目でも、ガッツリ減額される始末です。

こんな事をやっている経営側の言い分を丸呑みしておいて、不労役員を放置したり、いかがわしさしかないコンサルの受け入れをスルーしているようでは何のための組合なのか理解に苦しみます。

組合員から毎月少なくない組合費を天引きしていますが、その使い道も不透明そのものです。

闘争資金のプールをしているとは言いますが、積み上がり方が不自然に少ない問題もあります。

そして上納金は致し方ない部分ではありますが、どこにいくら渡っているのかの内訳も明らかではありません。

そんな組合でありながら、大会などへの出欠にはやたらと厳しく、勤務で出席しなかった人にも代理人を立てなかったとかで、ペナルティーとして選挙の運動員をやらせたりなどもします。

それと許せないのは、職場での問題を相談する窓口があるのですが、これが管理職などの相手方当事者に筒抜けで、怖くて相談できないし、労働組合法の「黄犬行為」という立派な違法行為でもあります。

病院や施設などの看護師の職場では、この何十年かの間に組合活動は低潮かつ、組織率も下がっています。

どうにか組合のある職場がこれでは、組合は消える一方で、現場の職場が経営側との交渉手段を失う事になります。

そんな意識がまるでない組合も相当あるのでしょう。

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