地方のとある県ですが公的医療を中心に、医療崩壊が急速に進んでいます。

県内の公的医療機関は県立と県厚生連が分担する形で、医療圏を形成していて、中核病院をそれぞれ配置しています。

その中核病院の機能維持が困難になってきており、広大な過疎地を抱える医療圏の中核病院では病棟閉鎖などが相次ぎ、今年度だけで数百床単位の病床削減です。

この県では大きめの離島も抱えており、400床程度の総合病院でこの医療圏を支える中核になっています。

この病院は県厚生連のもので、県立よりも明らかに看護師の待遇は良くなく、島内からの看護師の流出も止まりません。

そこで県内各地から看護師を集めるのですが、手当てなどのインセンティブもなく、転勤を命じられて退職を選ぶ人も少なくなく、派遣看護師で回す状況が続いていました。

経営危機が伝えられる状況で、派遣看護師の待遇を確保できる派遣料金の支払いが困難になり、派遣会社でも人員の工面ができない状況に陥ります。

そんな中で患者の受け入れ制限がはじまりますが、離島なので近隣の医療圏で患者受け入れのカバーをする事は不可能です。

そこでグループ内の病院からの転勤の形で看護師工面する事になりますが、やはり手当てなどのインセンティブはありません。

これではまたもや退職の負のループです。

政府の政策がクソなのもそうですが、経営の無能も招いた「詰み」の状況です。

この離島の病院から県内に負のループが波及する地獄の状況が起こってきます。

辞める看護師には様々な罵声が浴びせられるとは思いますが、お門違いも大概にしろと言いたいです。

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励ましの言葉

 
こんなところがあちこちに出てくると、大変英明な日本看護協会様あたりが、「日雇い派遣の解禁」や「タイミーの活用」とかを本気で言い出しそうです。
何しろ、自民党の下部組織で思考停止していく久しい人達です。
胡散臭いコンサルみたいな人からそんな事を吹き込まれて、コロッといってしまう事も充分あり得ます。
そうなれば看護師の価値の暴落はとどまるところを知らなくなります。
  • 名無しのナースさん さんより
  • 2025/03/21 7:28

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