美容皮膚科での勤務に興味があるけれど自分は向いているのか不安という方は多いと思います。
そこで、実際にどのような方が美容皮膚科での勤務に向いているのかをお教えしたいと思います。
まず、美容に興味・関心があることが一番に挙げられます。
美容皮膚科は美容に関する専門知識を多く必要としますが、看護学校や他の診療科では学ぶことがほとんどできません。
そのため、自身で勉強して知識を会得していかなければなりません。
もちろん職場で研修制度や教育制度はありますが、直接施術と関係ないことを患者様から質問をされることも多々ありますので、予備知識として流行している美容法や美容成分についても把握しておくことが重要になります。
興味があれば自然と知識を深めることができますが、あまり興味がないと様々な知識を覚えることは難しいと思われます。
また美容皮膚科で働く以上、自身も美しくあるよう努力することが必要とされます。
見た目の美醜ではなく、美しくあろうという姿勢が重要ですので、美容への興味・関心は絶対条件といっても過言ではないと思います。
さらに、コミュニケーション能力のあることが挙げられます。
美容皮膚科では接客を行うため、患者様が気分よく施術を受けられるようなコミュニケーションが必要不可欠と言えます。
コミュニケーションが苦手と言う方は、営業を行わなければならない美容皮膚科での勤務はあまり向かないかもしれません。
話し上手な方はやはり営業成績も高く、患者様からの支持も得られやすいのが実際です。
ただ、コミュニケーションが重要だからと言って、患者様と友人のように話せばいいというわけではありません。
患者様との距離感を程よく保ち、患者様のしぐさや表情から患者様の思いをくみとることがとても重要です。
最後に、強いメンタリティが求められます。
これは美容皮膚科では他の診療科よりも圧倒的にクレームが多いためです。
時に理不尽なクレームを頂くこともありますし、さらには営業をした際に強い言葉で拒否されることもあります。
その度に落ち込んでいては業務に支障がでますし、何より心身の健康に悪影響です。
そういうこともあると割り切れるようなメンタリティが必要となると思います。
とはいえ、クレームについては自身を省みることも重要ですので、気にしなければいいというわけではないので注意しましょう。
以上3点が美容皮膚科で働く条件だと私は考えます。
いずれも重要ですが勤務していくうちに学べることもありますので、当てはまらない方も諦めずに頑張ってくださいね。
※
実際に自分が勤務していた美容皮膚科で求められていた人物像について書きました。

