多くの方が思い浮かべる保健師のメリットは、何と言っても日勤で働けることですね。保健師は看護師とは異なり、夜勤業務がありませんので基本的には日勤のみ働くことになります。そのため保健師は看護師より、自己管理しやすく、生活にメリハリをつけることが可能です。
そのため子育て環境にも適しており、保健師として働く職場と保育園や幼稚園が近ければ、退勤後のアフターも充実した生活が保障されます。また自身の趣味にも時間を活用することができ、コーピングしながら生活を行うことができますね。
看護師から保健師になった方に聞いてみると、生活が変わることによって人生の見方が変わったとの事でした。これは何を意味しているのかと言うと、自身のQOLが向上したことです。看護師は患者さんのQOLを考えていくことが仕事であるために、自身の QOLを軽視してしまう傾向があります。そのため保健師になり、有意義な時間を過ごすことでQOLが高められたことを痛感した様子でした。
また保健師は公的機関で仕事をすることにより、安定した職につけることも魅力の一つです。特に子育てをされる女性の方については、子どもへの教育的な側面からも良い刺激をもたらすことができます。
さらに保健師は公務員として職務を遂行するため、福利厚生や退職金等が充実していることもQOLにつながりますね。
保健師になろうと考えている方は、ぜひその道を進むことをおすすめします。それは同時に将来のキャリアプランを練ることでもあり、QOL確保の向上を確保することにもつながります。保健師は看護師と異なった職種ですが、保健医療福祉に貢献することができますので、看護師以外の経験をされてみても良いでしょう。
今後の日本社会はさらなる超高齢社会となり、保健医療福祉の観点はいっそう焦点化されます。そこで保健師として働くことにより、やりがいを持ちながら仕事ができることもQOLを高める上で大切なことですね。
今日の部屋持ち:bis