看護師として日勤パートを選択する場合、気になるのが准看と正看の違いになります。
待遇面での違いもそうですが、業務内容がどの程度違うのかと言う事も気になる方も多くいるでしょう。
口コミなどでよく目にするのが、日勤パートの業務には雑用が多いという話です。
日勤パートの仕事=雑用と思っている方もいるかもしれませんが、雑用が日勤パートの仕事の全てと言うわけではありません。
雑用をするために日勤パートになったわけではないとモヤモヤする方もいるようですが、何を雑用と考えるかによるでしょう。
仮に、看護師が日勤パートであるがゆえに清掃ばかりをやらされる、ということであれば、それは看護師じゃなくても勤まる雑用と言っていいでしょう。
しかし、看護師という立場の人間が行うべき仕事であり、常勤看護師の手が回らないために日勤パートに仕事が割り振られることの多い軽めの作業などは雑用とはいいがたいものであると言えます。
病院側としては、常勤の看護師に様々な仕事を割り振り、日勤パートの看護師は、そのサポートと言う形の体制を整えていることが多くなりますから、手の回らない重要性の低い仕事は必然的に日勤パートに割り振られることが多くなっていきます。
問題の正看と准看の業務に何かしらの違いがあるのかという疑問ですが、基本的には大した差がありません。
国家資格である看護師の資格を持つ正看に求められるものは多いですが、日勤パートの場合は出来ることなども限定されてきますので、病院側もそれほど大きな期待はしていません。
待遇面で若干の差がある事は多いですが、業務内容に関しては基本的に大きな差もなく、常勤看護師のサポートとして配置されていると考えるといいでしょう。
ただし、正看としてのキャリアが長い場合などには、その限りではないようです。
キャリアが長ければ、相応に出来ることも増えていきますから、求められる要求も准看とは異なるものになっていく可能性はあります。