看護師として働く時、正社員として応募するか、日勤パートとして応募するかと悩むこともあるでしょう。
ほとんどの場合、正社員として応募する方が多いですが、中には日勤パートを選択する人も多くいます。
看護師という職業は考えている以上に多忙な仕事で、日勤と夜勤が繰り返され、日常的な残業で定時に上がることが出来るという状況が予想以上に少ないものです。
独身の方の場合、ある程度の時間的都合をつけやすいと言う事もありますが、既婚者、あるいは小さな子どもがいるなどの場合には、出来るだけ夜勤など避けたいと考えるものです。
若い方の場合でも、夜勤などが繰り返される生活環境では、看護師以外の一般人との接点が少なくなってしまうため、もっとプライベートを充実させたいと考えて日勤パートを選ぶ方も実際にいます。
求人に応募して、日勤パートを選択した志望動機は何かと聞かれることもあります。
その時、正直にもっと遊びたいからなどと答えれば、当然良い印象を与えることは出来ません。
いかに最もらしく応えることが出来るかが重要なポイントになります。
どのような仕事でも同じですが、志望動機は、その人となりを見る一つの指標でもあるのです。
かといって、耳障りのいい事だけを並べても、かえって印象を悪くしてしまうことが多くあります。
大切なのは、日勤パートとして働くことで、どれだけ仕事に励むことが出来るか、という事です。
もちろん、子どもの問題などがありますから、伝えておかなければならないものも多いでしょう。
子どもが小さい場合には『小さな子どもがいるため、出来るだけ夜間は自宅にいる環境を作りたい』という志望動機も大いに通用します。
加えて『ある程度、子どもに手がかからなくなった時に正社員として働くことも考えている』などしておくと印象もよくなるでしょう。
病院側としても、日勤パートを確保しておくことは必要ですが、出来るだけ長く勤めて欲しいと言う思惑が根底にあるものです。
将来的な部分を臭わせることで、日勤パートとして雇用が決まる可能性もぐっと上がるはずです。