夜勤専従看護師への転職を考えている方もいるでしょうが、実際に夜勤専従看護師がどういった業務であるのかが分からなければ、転職へ踏み切ることも出来ません。
体調や様々な事情で生活バランスのある程度整っている夜勤専従看護師は、メリットも多い仕事といえます。
夜勤専従看護師の業務は、基本的には一般看護師と同様の業務となります。
具体的には、夜間の病棟見回り、要介護者の体入替え、バイタルの管理などが主な業務となりますが、これらは一般看護師として働いたことのある方であれば、誰でも経験していることですから、夜勤専従看護師として仕事を始めても、すぐに業務に慣れることは出来るはずです。
ただし、夜勤専従看護師と一般看護師の業務は同じでも、難易度は若干上がることになりそうです。
夜勤専従看護師は、当然のごとく夜勤がメインの看護師になりますので、日中に出勤することがありません。
そのため、患者が起きている日中に顔を合わすことがほとんどありません。
だから担当患者であっても、患者一人一人の顔と名前を覚えることが難しく、いざと言う時の初動が遅れてしまうことも残念ながらあるものです。
人を覚える時には、顔、名前、声など様々な要素が必要ですが、その大部分がありませんので、患者を覚えることに苦労するでしょう。
しかし、その問題をクリアする事が出来れば、 夜勤専従看護師として働くことにはほとんど何の障害もなくなります。
業務自体は一般看護師と同じですし、夜勤のみと言う仕事であるため、生活もある程度安定させることが出来るようになります。
3交代のリズムにどうしても慣れることができずに体調を崩してしまった人でも、体にそこまで負担をかけることなく働くことができます。
既婚者であれば、家族の寝ている時間に働き、家族が起きている間に家族との団欒を楽しむことも出来るようになります。
生活のスケジュール管理が一般看護師に比べると非常に簡単になりますので、夜勤専従看護師は看護師の中でも人気の求人になっています。