介護職員の賃上げ6000円程度を検討へのニュースに、安過ぎると批判殺到しています。 地方の大都市圏から離れた地域になりますと、三交代夜勤込みで手取りが20万円に届かなかったり、夜勤なしだと手取りが15万円程度という給与水準が普通に存在しています。 これは都市部の介護職員よりも低い水準ですが、看護師に関しては給与水準の見直しの検討すらありません。 いまだに高給取りのイメージがありますが、ワーキングプアの領域に限りなく近づいています。 これで激務と重い責任を負えと言うのは正気の沙汰ではありません。
沖縄県で飲食店の求人で時給2000円でも人が集まらないとの事でした。 地方の開業医の看護師求人で時給1200円とか1400円とかが普通にありますが、随分と安く見られたものです。 常勤の病棟看護師でも20万円を切るものも平気であったり、国家資格や責任の重さに対して得られるものがあまりに釣り合いが取れていない気がします。 コロナ禍でも過酷な労働を強いられていた看護師ですが、待遇が改善するどころか、ボーナスの減額はもちろんのこと、残業代や休日出勤手当すらまともに払われないところもも少なくなかったと思います。 これでは現場を去る看護師が後を絶たないのは当たり前過ぎです。