看護師向けの病院以外の職場選び

健診

巡回健診の対象とは?

健診とは健康診断のことで、健康の維持・増進、疾病の予防や早期発見を目的として行われます。

特定健診といって40歳~74歳までの公的医療保険加入者が対象となる健診では、医療費の増加原因ともなっている生活習慣病を予防するために健診者への予防の動機づけや、早期治療に繋げるために積極的な受診が求められています。

血液検査や腹囲、喫煙数など各項目に基準値を設け、それぞれのリスクに応じて保健指導も受けられるようになっています。

また学校健診は、学校保健安全法によって児童生徒等の健康保持増進を図るために位置付けられています。

成長発達課題に応じた項目となっており、スクリーニングとしての役割を担っています。

また最近では食生活のバランスが悪いために低栄養となったり、生活習慣病の低年齢化が問題となっており、採血検査によって早期発見し早めに対処していく方向となっています。

労働者の健診は労働安全衛生法などで規定されています。

これに基づき企業は労働者の健康状況を把握したり、健康被害を早期に発見するために役立てています。

労働者の場合は、雇用時の健康診断や定期健康診断などの一般健康診断と、じん肺健康診断や特定化学物質健康診断、有機溶剤健康診断など一定の有害業務に従事する労働者に対して行われる特殊健康診断があります。

労働者の中には海外から来ている人もいるため、日本人だけでなく外国人も対象となります。

このような地域の集団的対象者を健診するために直接企業や学校、地域などに赴き健診することを巡回健診と言います。

様々な機器や職員が揃っている医療機関で健診を行うことがベストですが、地域によっては十分な機器が揃っていなかったり、移動手段がないなどの差があるために健診できないことは大きな問題です。

また仕事が多忙で健診に行けない対象者も多いため、そういったそれぞれの事情に応じることができる利点が巡回健診にはあります。

これからは益々健診の需要が高まっているため、巡回健診によって気軽に受けられる感覚はとても意義があるといえます。

病院看護と違う点は、対象者はあくまで地域で生活をしている人々ということです。

しかし病院に入院していないから健康であるとは言いきれません。

特に高齢者や金銭的に余裕のない人などは疾患があっても病院に通っていないケースが多々あります。

巡回健診は医療と地域社会とを繋ぐ窓口としての役割を担っており、地域生活者の支えとなって行かなければならないでしょう。

 

巡回健診でのナースの役割とは?

巡回健診では、様々な地域や企業、学校などを訪問し、通常相手側が提供した会場で健診を行います。

従っていつでも広い会場とは限らず、狭い場所や段差のある場所など条件が異なっている場合がほとんどです。

そのためどのような場所に行っても、健診がスムーズにしかも快適に行われるような会場の設営をすることがとても重要となります。

健診に必要な機器や道具などはすべて健診会社からの持ち込みとなるため、それらの運搬はもちろんですが、健診に来た人たちが効率よく順序立てて回れるような設置を考えなければなりません。

乱雑な会場などでは一旦不必要な物を片づけて会場の設置を行いますが、健診が終わったら元の状態に戻します。

看護師は他のスタッフとともに協力しスケジュールに則って動く必要があります。

一日で何箇所も会場間を移動する場合もあるため、手際良く健診業務を行うことが求められます。

看護師が行う業務は採血や血圧測定、腹囲測定、診察の介助、視力測定、問診など多岐に渡っており、どれも手早くこなさなければなりません。

スピーディーさを優先させるあまりに無口になってもいけないため、必要不可欠な説明は省略せずに一人一人に行う丁寧さも必要です。

特に採血では一人でこなす人数も多いうえに失敗も許されませんから、ある程度の経験と技術が伴わなければなりません。

また緊張をほぐすような話術も時には大切となります。

あまり採血の経験のない小中高生の中には恐怖感が強く、採血中に動いてしまい危険な場合もあるため和やかな雰囲気作りも欠かせません。

他にも血圧測定や腹囲測定などでは正しい測定方法でなければ正しい数値が出ないので、基本に則って正確に行う必要があります。

異常な数値によっては二次検査や病院受診の対象にもなるため、スピーディーさの中にも慎重な実施がとても重要となります。

大抵は一つの割り当てられた業務を担当することになり、100名以上もの健診者に対応することも珍しいことではありません。

また子供から高齢者まで年代や生活背景も様々な健診者に対して、特定の人に対してだけ長々と会話をしたり、態度が違っていたりすると健診者が自分への対応と比較をして嫌悪感を持つこともあるため、公平に接することを心掛けます。

問診などでは短い会話の中でも、的確な言葉掛けによって生活習慣を見直したりできるきっかけになることもあるため、一人ひとり集中して接することが大切です。

 

他職種との関わりについて

巡回の健診業務においても様々な職種との協力が必要となります。

それぞれの役割を良く理解することは自分の業務を円滑に進めるためにも重要です。

特定健診では診察が含まれているため、医師も一緒に同行します。

大抵は高齢の医師がアルバイトで行っているケースが多いようです。

健診では採血などの検体を扱ったり心電図検査をする検査技師も多くいるため、看護師と共に中心的な役割を担っています。

移動用の大型バスには4台のベッドと心電計が設置されており、そこで健診を行うことができます。

一度に100名以上の心電図検査の対象者がいるときは、看護師が12誘導の電極を手際良く付けて検査技師が心電計を操作するというように協力して効率的に作業をします。

またレントゲン検査を行うレントゲンバスもあり、一緒に巡回します。

レントゲン撮影や胃の透視などを担当するレントゲン技師とも健診先では一緒に働くことが多くなり、時折情報交換をするなど交流を図ります。

地方の健診ではその行政の考え方によって検査項目や料金設定が指定されるため、それに沿って実施することになります。

それぞれの行政には担当の保健師がおり、一緒に問診を実施したり健康相談を開催したりしています。

一緒に休憩する機会があるときには、その地方の状況を聞けることもあり地域医療や福祉に興味のある人であればとても勉強になるでしょう。

病院と比べるとそれ程多くの職種と関わることはないかもしれませんが、この仕事でなければ入れない企業や職業の人との出会いもとても興味深いものです。

健診会社によっては、様々な企業と年間契約を結んでいるために、1年間で全支店や系列会社を巡回することになります。

表舞台では賑やかなショッピングセンターでも、裏方ではいろいろな人たちが働いており、健診の際に苦労話を聞かされることもしばしばあります。

どんな仕事もそうですが、お金を稼ぐということは楽ではないという現実を実感するとともに、健診を通して、自分の仕事の社会への貢献度も改めて再確認できるはずです。

 

巡回健診で求められる知識とスキルとは?

健診業務に携わる際に、特定分野の専門的知識に秀でているよりはむしろ全科に関する知識を広く持っていたほうがよいでしょう。

心臓疾患や消化器疾患、眼科や耳鼻科など様々な疾患を抱えながら生活している利用者から相談を受けることも多々あります。

自分の許容範囲外の時などは、どこの科に行くべきかを適切に指南できるよう普段からあらゆる疾患に関する知識を蓄積していく努力が必要です。

また健診の対象は小学生から高齢者まで幅広いため、どのような年代の利用者に対しても安心感を与えられるようなコミュニケーションスキルは大切です。

健診業務として働いている者にとっては何でもないことでも、1年に1回のみ利用する健診者にとって健診は特別なイベントとして受け止めているためにとても緊張しています。

少しでも緊張感をほぐすためにも看護師はコミュニケーションとともに笑顔も必要となります。

特に緊張によって値に差が出るのが血圧です。

普段は正常範囲内で推移している人でもいつもと違う環境によって高血圧になることがよくあります。

そのため看護師は自然な会話や穏やかな表情によって、できるだけ緊張感を取り除くようにしなければなりません。

また血圧と同様に緊張するのが採血です。

成人男性の中にも駆血帯をしただけで血の気が無くなって失神してしまう場合もあります。

元々血管が細い人も緊張によってさらに細くなってしまうこともあり、看護師泣かせとなる状況も珍しくありません。

痛い思いはできるだけ一回で済むように、看護師は健診者の緊張を緩めるとともに、確実に弾力性のある血管を見つけ的確に針を刺す技術が必要となります。

看護師が不安そうな表情をしたり、自信のない態度を見せるとすぐに健診者に伝わり、それによって採血が上手くできなくなったり健診時間が延びるなど悪循環を招くことにもなるのです。

このような技術はいくら机上の学習をしても身に付くものではありません。

やはり何十人、何百人という血管に対面してこそ得られる技術でもあり、ベテランナースの技からも多くを学べるのであまり失敗を恐れずに挑むことも大切です。

 

巡回健診看護師の仕事上の悩みとは?

巡回健診をする上での一番の悩みと言えば、就業時間が不規則となることです。

特に遠い地方へ行く時には朝の4時から5時に出発することもあり、小さい子供のいる家庭などでは家族の協力がなければかなり厳しいと思われます。

逆に健診の開始時間が遅いと、帰宅時間が夜の9時過ぎになってしまうこともあります。

健診企業によっては県外などにも泊まりがけで行く場合もあり、子供も大きくなってある程度自由のきく生活をしている人でしたら旅行気分で仕事に向き合えるかもしれません。

またパートで従事している場合には、時期によって仕事量に差があったりするため収入が安定しないことがあります。

仕事内容に関しては特に難しい業務もなく、専門知識もそれ程必要ないためブランクのある看護師や定年後の看護師が従事している傾向があります。

しかし最新の医療技術や高度な専門知識を身につけたい人には物足りなく感じるはずです。

病院と違って対象となる健診者はお客様という立場で接するために、接客態度に問題があればすぐにクレームを受けることになります。

ですから病院勤めの長かった看護師は、接遇の厳しさを痛感するのでないでしょうか。

また採血などは1回で採れてあたり前という世界ですので、採血担当になった時のプレッシャーはかなりのものです。

採血後は5分止血するように指導するのですが、中には止血が不十分なまま帰る健診者もいます。

採血部位が広範囲に内出血し、怒って苦情を言ってくる健診者もいるため病院での採血とは違う緊張感がいつもあります。

毎日様々な場所で違う健診業務が行われることが多く、構成メンバーは日々変わります。

これまであまり会話したことがないスタッフとも協力して業務にあたらなければならないため、コミュニケーションが苦手な人には苦痛に感じるかもしれません。

もちろん様々な年代の健診者とのコミュニケーションも必要となるため、苦手などとは言っていられないのが現状です。

大きな企業や大学では1日に1000人近くの健診者を対象とすることもあり、現場はまさに戦場と化します。

自分の担当業務の場所に長い列ができるとそれだけで頭の中が真っ白になり業務に支障をきたすこともありますから、一人ひとりに集中して対応していくことがとても大事です。

通常巡回健診では車での移動が普通ですので、車酔いのある人にとっては苦痛以外の何物でもありません。

酔い止めで改善しない場合は致命的となるでしょう。

 

巡回健診の一日の流れ

特定健診を例に一日の流れを紹介します。

まず健診の場所によって出発時間も違うので事前に決められている時間に集合します。

その日の自分の担当業務を確認するとともに、一緒に行くメンバーと顔合わせをして情報交換を行います。

地域の特定健診では看護師は、身体測定、問診、採血、血圧測定、診察の担当に割りあてられますが、混み具合によって別の担当者の応援なども臨機応変に行うこともあります。

健診に必要な採血道具一式、血圧計、体重計、身長計などの必要物品を健診車に運び出発します。

健診の規模によって、構成されるスタッフの人数も調整されています。

2時間以上かかるような遠い地域には、途中休憩を挟みながら各自自由に車の中で過ごすことになります。

目的地に到着すると会場設営を開始するので責任者の指示に従い、健診の受付から全ての項目が滞りなく進むように設置しなければなりません。

開始時刻前にミーティングが行われ、予定健診者数や注意事項を確認します。

健診中はとにかく必要な健診項目にチェックが入っているかに気を配ります。

一番問題となるのは必要な健診項目がされていないなどの健診漏れがあとで発覚することです。

順番通りに回っていなかったり、途中で帰ってしまう人もいるため、そういう人には再度来てもらえるか連絡を取ります。

中には遠い自宅からわざわざ徒歩で訪れる高齢者も多いため、再度健診会場に呼び出すことは非常に困難となりますが、こちら側の誘導ミスがあった場合には、自宅に健診道具を運び入れて検査をするということも稀にあります。

終了時刻になったら受付を締切り、荷物の片づけを始めます。

会場を元の状態に戻し掃除をしてから帰途につきます。

小学生を対象にした脊椎検査や採血のみの健診業務では、一日に3,4か所を巡回することもあります。

3人程度のスタッフでの移動になるため、荷物の運搬から会場設営まで素早く行わなければなりません。

少人数での仕事の時は車の運転もしなければならず、道順や交通情報などを事前に調べておく必要もあります。

 

巡回健診業務におけるメリットとデメリットは?

健診業務に携わる目的や意義をしっかり持っているかどうかによってメリット・デメリットの感じ方は人それぞれでしょう。

どのような人が対象で、何を行うのかを理解した上で働く人とそうでない人とでは明らかに違うからです。

一般的にメリットとしては身体的にも精神的にも業務が比較的楽なことです。

健診の荷物を運ぶ時には体力を必要としますが、健診中は座っているかその場を動かないことが多いのでそれほど疲れることはありません。

また同じ業務を淡々とこなすという意味では精神的にも楽だと言えます。

最初は大人数の健診者に圧倒されて緊張もしますが、慣れてくると一人ひとりの健診者との会話にも余裕が出てくるようになります。

予防医学という意義を持っていれば、短い会話の中でも生活の改善点を導きだすことができます。

また普段誰にも相談できずに悩んでいたという健診者に出会うこともあり、地域医療や福祉の一端を担っていると自覚できます。

健診業務では新しい医療や高度な看護技術を身につけることはできません。

しかし例えば採血が上手くなりたいという目的意識を持って働くこともよいかもしれません。

経験を積むことで自信に繋がれば、今後の業務への姿勢も変わってきます。

また転職をする際には協力なアピールポイントにもなることでしょう。

業務上のデメリットという点ではやはり時間が不規則なところだと思われます。

巡回での業務という性質上、早朝からの仕事や夜間健診、泊まりがけなどがあるため、小さい子供や介護が必要な高齢者などがいる家庭ではかなり困難となります。

毎日ではないにしても、そういう不規則な仕事が含まれることを理解したうえで就職しないとあとで苦痛に感じることになるでしょう。

逆にある程度自分自身が自由に動ける人は、いろいろな場所に行けるので楽しいと感じるようです。

またパート以外の職員は健診業務が終わってからの事務処理作業も多いことも念頭に置く必要があります。

巡回健診は時期によって業務の量が違うという特性もあります。

大抵冬の季節は少なくなるため、パート勤務の場合では自宅待機が多くなり収入も減る傾向にあります。

また正職員でも、看護としての仕事がない時には事務系の仕事をこなしたり、研修の機会を設けたりしている所もあるようです。

どんな仕事にも言えることですが、仕事の選択をする時には自分の生活環境や条件、職場の理念と自分の仕事への考えが合致するかを考慮することがとても重要となります。

 

巡回健診看護師の適正について

どんな仕事にも向き不向きがありますが、巡回健診看護師の場合、朝の5時くらいからの出発が当然のようにあるため早起きが得意な人の方が向いていると言えます。

また病院看護との違いに違和感や疑問を感じるような人には向かないでしょう。

地域住民の健康管理に関わる仕事とは言え、ビジネスとしてやっている健診会社に勤めた場合には一般企業のように事業利益を考えた働き方が求められます。

そのような企業の理念を理解した上で就職しないと、長くは続けられません。

健診の対象は幅広く、あるときは働き盛りのサラリーマン、あるときは7歳児、あるときは90歳の高齢者など様々です。

同じ説明をするにしても、相手によっては話し方や表情などに工夫が必要となることもあります。

どのような人に対しても強く関心を持ち、相手の立場になって対応できるかがまず大切なこととなります。

そのためには鋭い観察力や気付きが必要です。

健診では多くの人が訪れるため、短い時間の関わりの中で的確に判断しなければならない場面もあります。

こちらから会話を引き出すなど瞬時にアクションを起こすことで得られる情報もあります。

そういう意味ではこのような一連のコミュニケーションスキルを身につけていればその人の強みになるでしょう。

巡回健診ではよくあることですが、慣れない場所で慣れない人同士で働くということは不安や緊張をもたらします。

ある程度の緊張感は集中力を高める効果がありますが、強くなりすぎるとミスに繋がります。

ですから自分自身で不安や緊張をある程度コントロールできることが望ましいでしょう。

健診には採血が付き物ですが、極端に血管が細い場合を除いて失敗は許されない世界です。

しかも集団健診では数をこなさなければならないため、病院のようにゆっくり血管を探すなど悠長なこともできません。

ですから経験の上に養われた技術とプレッシャーを跳ね除ける強さが伴っていなければ勤まらないと言えるでしょう。

最初は自信がなくても経験を積み重ねることによって必ず上達するものなので、根気よさと上司の協力があればクリアできます。

 

巡回健診の利用者さんとの関わりについて

各地域への巡回健診では数多くの利用者さんとの出会いがあります。

一番会話をする機会のある問診の業務でも、短い時間でしか話すことができません。

それでも何か困っていることがあれば、できるだけに力になれるような関わりをする必要があります。

問診では既往歴、喫煙や飲酒習慣、食事や運動のことなどを聴取することで、生活習慣病予防への意識づけや早期発見に繋げることができます。

普段は意識せずに生活していますが、このような健診では自己の生活を振り返る機会となります。

人の意識を変えるというのは難しいことであり、悪い習慣と分かっていて例え医者から注意されてもなかなか変えることができないものです。

よほど危機感や強い意志がなければ無理でしょう。

看護師としての発言でもそれ程の影響力は感じてもらえないかもしれませんが、小さなきっかけとなる可能性がある限りは健診の場で関わって行く必要があります。

実際に健診での腹囲測定がきっかけで食事制限をした結果、翌年の体重や腹囲が大幅に減ったという男性もいますから、健診も疎かにはできません。

ある時には問診の内容に関係なく自身の不満をぶちまけてスッキリした表情で去っていく人もいますが、そういう人にとって健診はストレスの捌け口という役割をも担っています。

単身世帯や老老介護などによってストレスの溜まりやすい社会状況の影響がもろに健診でも感じられると言えますし、今後も増えていくでしょう。

短い会話をするにあたって気をつけなければならないのが接遇です。

健診に来ている利用者さんは皆お客様ですから、言葉遣いや態度はもちろんですが、誰に対しても公平な対応が望まれます。

こちらは健診内容を把握していますが、たまに健診に来る利用者さんにとっては不慣れな作業となるため、相手の立場を考えた分かりやすい表示や説明をしなければなりません。

企業健診の場合には外国人の利用者も健診に訪れます。

マニュアルや通訳の助けも借りますが、簡単な英語での会話もコミュニケーションとして必要になる場合があります。

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