家庭環境、体調、プライベートの充実。
様々な事情を考慮して日勤常勤を希望する看護師がいますが、日勤常勤として転職や就職をする前に気になるのは、やっぱり収入です。
いかに自由になる時間が増えても、相応の金銭がなければ生活費に出て行くだけで自由に使うことが出来るお金がほとんどなくなってしまうと言う事もありえるでしょう。
年収で考えるなら、1年目の新卒から5年目辺りまでの平均的な年収が395万円ほどとなっています。
仮に社員で勤務をしている場合、これにはボーナスも含まれている計算になりますので、2回のボーナスで100万円程度を引いたとして考えると、手取り年収は295万円と言う計算になります。
それを12で割れば、およそ25万円程度が月間の手取りと言う計算になります。
新卒の社会人1年目の新人がもらえる手取りとしては相当恵まれているといっていいでしょう。
仮に6年目から10年の中堅となれば、年間平均は412万円程度になります。
同じように計算をすれば、月間は26万円程度。
さほど変化はありませんが、看護師として6年以上も勤めていれば、大抵の場合は結婚などのケースもあり、自分だけの生活ではなくなりますので、共働きとして考えた場合には十分な収入になります。
パートで考えた場合、月間の手取りは12万円~14万円程度が一般的ですから、それから考えれば、十分すぎる収入であると言えます。
日勤常勤を正社員としては考えないと言う場合、1年目~5年目の場合では手取り32万円、10年目の場合では34万円となりますから、同年代の手取りと比べても十分すぎる収入である事が分かります。
一人暮らしをしていると言う場合でも、生活費を払い、貯金をある程度しても、自分の自由に出来るお金が相当残るはずです。
また、家庭を持っている場合でも、これだけの収入があれば子どもの養育や保険など様々な支出にも対応する事が出来るはずです。
ただ、この手取りには就職する病院の規模や所在地、経営状態、そういうものでかなり差が出てきます。
もし、日勤常勤への転職や就職を考えているのなら、まずは手取りの額を含む様々な条件をしっかり確認しておくことをオススメします。