看護師としての資格を活かして働く職場は、病院だけと言うわけではありません。
日勤パートとして働きたいのだけれど、病院以外でないのかと考えている方も多いでしょうが、考えている以上に日勤パートの看護師を募集している場所はあります。
日勤パートの看護師を募集している場所として第一に挙げられるのが、介護施設になります。
介護施設は厚労省の指定で入居者に応じて、相応の人数の看護師を配置することが義務付けられています。
具体的に言えば30人の入居者に対し、1人の看護職員を配置することが義務付けられていますから、入居者の多い施設になれば、それだけ看護師の人数が必要になってきます。
介護施設の場合、夜勤業務はなく定時で帰る事が出来るため、日勤パートとして働くには非常にいい環境であると言えます。
また、病院に比べて介護施設での勤務は精神的にも随分と楽に働くことが出来るというのもメリットの一つです。
患者のケアに追われたと思ったら、事務も残っていて救急患者の受け入れが決まった…というような業務に追われる事もなく、入居者のバイタルの確認や身の回りの世話などをする仕事になります。
看護師業務と違う部分に戸惑うこともあるかもしれませんが、激務に追われる日常に比べれば、ゆったりとした環境で働くことが出来るはずです。
他には、企業の医務室看護師と言うのも日勤パートの勤務先として挙げられる勤務先になります。
昨今、鬱病などの問題もあり、会社内の医務室に看護師を常駐させ、社員の心のケアなどを行っている企業も数多くあります。
医務室看護師は、そうした社員の心のケアをすることを仕事にし、社員と同様に定時で退社する事が出来る仕事になりますから、介護施設同様、気持ち的には随分と楽に働くことが出来ます。
しかし、医務室看護師に関しては、絶対数が少ないため競争率が非常に高い職業だということを知っておきましょう。
見つけたときにすぐに応募しなければ、あっという間に応募締め切りと言う事もよくあります。