看護師としての資格を活かしたいけれど、出来れば日中に働いて、夜には自宅でゆっくりしたいと言う方も多くいます。
特に子どもがいる場合には、そういった傾向は強くなります。
日勤パートとして働ける病院を探したけれど、なかなか見つからない、そんなことはよくあることです。
では、そういう場合はどうすればよいのでしょうか?
現代、看護師というのは非常にニーズのある職業で、様々な場所で看護師が募集されています。
日勤パートとして看護師の資格を活かしながら働きたいと考えた場合、選択肢は病院以外にも多くあると言うことを知っておくといいでしょう。
まず、病院以外で看護師が求められている代表的な施設と言えば、介護系施設になります。
介護施設には介護士が常駐していますが、それ以外にも入居者に応じて看護師の配置が義務付けられています。
例えば指定介護老人福祉施設の場合を見てみますと、入所者が30人以下の場合は、常勤換算で看護師を1人以上配置、入所者が31~50人の場合は、常勤換算で2人以上配置、入所者が51~130人の場合は、常勤換算で3人以上配置、入所者が131人以上の場合は、常勤換算で4人以上配置、という割合になっていますので、施設の規模が大きくなればなるほどに看護師の需要も高くなります。
また少し変わったところでは、一般企業も看護師を募集しています。
一般企業がなぜ看護師を必要としているのか?と思われるでしょうが、企業内の医務室などに常駐する看護師を必要としているのです。
社員数が多くなれば、それだけ心身の健康問題も出てくるものです。
企業内医務室の看護師に求められているのは、肉体的なケアではなく精神的なケアを行うことです。
これらは日勤パートとして働くことが出来、且つ、看護師としての資格を活かして働くことが出来る環境でもあります。
看護師だから病院で働かなければと固定観念を持っている方もいるようですが、資格と言うのを必要とする場所はいくらでもあるものです。
病院では待遇や条件に折り合いが付かないと言う場合、介護施設や企業内医務室などの募集を探してみるのも一つの手です。
他にも献血センターなど、直接的に病院に関わらずに日勤パートとして看護師を活かして働く環境はあります。
もっと視野を広げて探してみるといいかもしれません。
そのためにも看護師専門の求人サイトのチェックなどもしておくといいでしょう。