「できない理由を探すのは止めるように。」そんなありがたいお言葉を看護部長から頂戴しました。
ここ数年で病棟の看護師の構成が、ほぼぼぼフルタイムの正社員だったものが、半分近くを時短さんと派遣さんが占めるようになり、看護補助者も減らされて不在の日もあって、そのあたりでも看護業務が圧迫されてもいます。
そんなところに病床稼働率で発破をかけられ、その上他職種からのタスクシフトと称して、下請けまでしろとなれば当然不満がでますし、残業も実際に増えてもいますし、インシデントも頻発しています。
「できない理由」は探すまでもなく、人員が削られる中で一方的に業務を増やされて、患者の質まで低下すれば安全の確保が覚束なくなって、フルタイムの看護師に負担が集中して、退職につながる負のスパイラルです。
これに対してさらに待遇を悪化させて、残業手当すら踏み倒すまでして、病棟師長を伝書バト代わりに使って、「できない理由を探さないで」という言葉をぶつけてきた訳です。
普段からポケモンのレアキャラ扱いの看護部長ですが、病棟に来る事も、現場との対話もない事が余計に信頼を得られない要因である事も理解していない様子です。
看護部長も事務方から発破をかけられているのは理解でかますが、自分がどの部署を預かっているのかを理解はして欲しいと思います。
それと、「伝書鳩」くらいしか能のない病棟師長も怒りを買う上に、やる気を削るだけの戯言をいちいち現場に伝えなくても良いです。