看護師の採用において、履歴書・職務経歴書は重要なポイントとなります。
書類選考で8割決まる職場もあるほど、書類関係は重視されるのです。
なぜ重視されるかというと、文章・文字には人間性が現れてしまうからです。
これは嘘をついたり、ごまかしたりできません。
履歴書には、日付、氏名、生年月日、住所、学歴・職歴、所有免許・資格をしっかりと記入しましょう。
ボールペンによる手書きが基本であり、修正液は使用しないようにしてください。
間違えた場合は、新しい用紙に書き直してください。
印鑑と写真は意外と忘れやすいので注意が必要です。
写真はスナップではなく、身分証明用の写真を用意してください。
服装はカジュアルよりもフォーマルが無難です。
スーツやジャケットなどを着て撮影した写真を使うようにしましょう。
そして、志望動機はなるべく具体的に記入することです。
「なぜこの職場を選んだのか?」「他の職場ではダメなのか?」といった内容については面接で聞かれますが、ここにもしっかり記入しておく必要があります。
趣味・特技の欄も忘れずに埋めておきましょう。
趣味や特技がまったくない人間はめずらしいです。
空欄にしてしまうと、記入が面倒なので手抜きをしていると思われる可能性があります。
面接官のなかには、趣味・特技の項目を重視するという方も多いので、なるべく空欄にしないことです。
職務経歴書に関しては、パソコン作成している方も多いです。
看護の職場では、簡単なパソコン操作を求められることが多いです。
求人条件に、「基本的なワード・エクセルスキルが必須」と記載している職場もあります。
パソコンで職務経歴書を作成できれば、パソコンを扱えることをアピールできるでしょう。
ただ、手書きの方を好む職場もありますから、そこの判断が難しいところです。
履歴書・職務経歴書の書き方に不安がある方は、プロの指導を受けたほうがいいでしょう。
作成してから見てもらうのがベストです。
いきなり求人者に提出するのではなく、プロに校正・校閲してもらったほうがいいのです。
スキル・キャリアはライバルに負けていても、書類関係の出来がよいという理由で採用されるケースは多いのです。
看護師の転職サイトには、転職エージェントがおります。
エージェントといえば、求人情報の紹介、適性診断、条件交渉などが主な仕事ですが、履歴書・職務経歴書のチェックもしてくれるのです。
数年ぶりの転職という方は、書類の書き方を忘れているものです。
また、時代の流れとともに、書き方を変えたほうがいい場合もあります。
エージェントのアドバイス・添削を受けるメリットは大きいでしょう。
今日の部屋持ち:onoi