日勤常勤を希望する方は多いですが、募集がなかなか見つからないという人も多いでしょう。
その際、もしかして病院と言う職場に固執してはいないでしょうか?
看護師が勤務するのは病院と決め付けてしまっている方も少なからずいるようです。
日勤常勤は、その名の通り日勤・日中に働くことが出来る看護師という意味を持っています。
夜勤や準夜勤のない職場環境であれば、病院にこだわる必要は全くありません。
看護師としての資格を活かしながら働くことが出来るのは、病院だけではないのです。
現在、看護師という職業の需要は相当高いものになっています。
と言うのも、以前から言われていた高齢化社会に突入した背景があるからです。
高齢者が増え、医療機関や介護施設の人員充実化が深刻な問題になっています。
特に高齢者が終の棲家として選ぶ介護施設などには、介護士のほかに看護師の配置が義務付けられ、いざと言う時に即座に対応する事が出来る環境を整えるようになっています。
施設の規模にもよりますが、入居者3人に対して看護師を1人配置する必要がありますから、30人程度の規模の施設であっても10人程度は必要になってきます。
日勤常勤と言う意味で考えれば、介護施設は十分に日勤常勤として働くことが出来る職場に鳴ります。
介護施設には夜勤などもなく、代わりに自宅待機と言う形で何かがあった際には電話で呼ばれるシステムがあります。
とはいえ、日常的に何かが起こるわけではありませんから、基本的には定時出勤、定時退社である事に変わりはありません。
やりがいと言う意味であれば、介護を必要としている高齢者の肉体的なケアの他、精神的ケアもする必要があるため、十分にやりがいを感じることが出来るはずです。
看護師は病院で働くものと固執せずに、資格を活かすことの出来る職場を探すという風に方向性を変えてみるといいでしょう。
さらには、医療機関も病院だけではありません。
様々な場所で看護師を必要としている職場はあります。
一般企業でも医務室に常駐する看護師の募集などを行っている事もあります。