日勤常勤を目指す人にとって、何よりも知りたいのは勤務時間であるはずです。
理由はそれぞれですが、通常勤務の看護師の勤務時間では十分に自分の時間を持つことが出来ないと考えた結果、日勤常勤を選択し転職する方が多いからです。
そのため、日勤常勤が実際にどの程度の勤務時間であるのかと言うことを知ったうえで、転職や再就職を検討するのが賢明です。
日勤常勤という名の勤務帯ですので、その名の通り出勤は日勤のみになります。
医療施設にもよりますが、ほとんどの場合は8時出勤、17時退社です。
少し遅いところは、18時までのところもあるようです。
そのうち1時間は休憩時間とされますので、実働は8時間勤務になります。
ここまでは募集内容にあるようにごくごく当たり前の勤務時間ですが、通常勤務の看護師を経験したことのある方であれば分かるかと思いますが、申し送りなどで就業時間が前後するなどはよくある話です。
出勤自体は定時の8時出勤で問題はありません。
その後、通常勤務を経て、就業間近になると申し送りや事務作業などが入ってきます。
どの程度の残業になるのかは、職場の環境や準夜勤の看護師にもよりますが、30分ほどの残業はあると考えておいた方がいいでしょう。
効率よく仕事をする事が出来れば、デスクワークも残業せずに済ませることも出来ます。
逆に効率が悪ければ、1日辺り1時間程度の残業は覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
平均的には、1日30分~1時間程度の残業。
これを踏まえて、定時に出勤したとし、1日の平均的な勤務時間は9時間から10時間程度、これが日勤常勤看護師の勤務時間です。
3交代制の医療施設であれば、後続は16時前後に出勤する形になるはずですから、申し送りを行う時間も十分に取れるはずです。
1日辺りは1時間程度の残業を覚悟しても、日勤で働くことが出来るというメリットは大きなものであるはずです。
夜勤もある不規則な勤務形態を考えれば、十分に許容範囲ではないでしょうか?
実際には、医療施設によって違いもありますから、面接などで確認しておくことをオススメします。