日勤パートとして看護師の仕事をしている方も多くいます。
8時出勤、17時退社で一般サラリーマンと同様の仕事で気が楽と思われる方もいるかもしれませんが、実情はそれほどに簡単なものではありません。
よく言われる日勤パート看護師の悩みに時間が足りないと言う話があります。
と言うのも、日勤パートといえど、業務自体は常勤看護師と同様の業務になります。
患者のケア、事務作業などやる事は山のように存在し、それら全てを就業時間内に片付けなければいけません。
慣れてしまえばある程度の時間内に終わらせることも出来るかもしれませんが、ほとんどの場合、就業時間内に必要な仕事を終わらせることが出来ずに残業と言うことになるようです。
家庭と仕事を両立させ、定時に上がることが出来るようにと日勤パートを選択したはずなのに、結果的には残業で帰りが遅くなると言う事になり、考えていた日勤パートとは違うという話も目にします。
看護師という職業柄、突発的に問題が起こると言う事も少なくはありません。
急患、急変などは自分のことではなく、入院している患者の問題ですから、自身にどうこうすることは出来ず、起きた問題を対処する以外には方法がありません。
そうした突発的な問題を解決する間、他の仕事は止まった状態になりますから、問題解決後に改めて仕事再開と言う形になり、結果的に残業が確定と言うことになります。
日勤パートの看護師であっても、残業は日常的なもので、早くても18時程度、遅ければ20時付近まで残業をすることになると言う事もあります。
ある程度の慣れ、効率的な仕事の仕方などを覚えれば、残業時間も最小に留め、時間内に終わらせることも出来るようにはなります。
しかし、相応の努力などが必要になり、多くの方は日勤パートの時間が足りないと感じる結果になります。
看護に関しては効率化することは難しいでしょうが、事務仕事などはいくらでも効率化することは出来ます。
出来るだけ効率化を図り、時間内で終わらせるように努める以外にはないでしょう。